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海水魚海の花畑と形容されるサンゴですがサンゴは立派な動物であり餌を捕食することもありますし、産卵を行うこともあります。

そんなサンゴについて簡単にではありますが説明いたします。サンゴと呼ばれる生き物は石灰質でできた固い骨格を持つ石サンゴ類のハードコーラルと柔らかい体を持つ、ソフトコーラルの二つのグループに分けられます。


またそれぞれに体内に植物プランクトンを共生させた光りを好む好日性のものと光りをあまり必要としない陰日性のものがあります。

種類的には好日性が非常に多く好日性の石サンゴであるミドリイシやキクメイシ、ハマサンゴなどはサンゴ礁を形成する主役のサンゴといえます。光りをあまり必要としない陰日性サンゴは岩陰や深海に多く見られますが種類的には全然少ない種類となります。

好日性のサンゴは体内にある共生藻が光合成で作り出した栄養素を利用して生きており、その養分の9割をサンゴが利用すると言われています。触手でも餌を捕まえますが触手を捕食ではなく攻撃手段や防衛手段として利用することが多い種類のサンゴもいます。

逆に陰日性のサンゴは光合成をしないため栄養供給は触手に頼らざるおえないため陰日性サンゴの刺胞毒は獲物を逃がさないように強力だったり、サンゴ自体がプランクトンを捕食しやすいように扇形をしていたりします。

サンゴはどのような種類のものでも必ず触手がありこの触手を中心に一つのサンゴ個体が形成されておりサンゴの固体が単体のものを単体性サンゴといい、二つ以上のサンゴ個体が集まったものを群体性サンゴと呼びます。前者の代表種はコハナガタサンゴやクサビライシ、後者はミドリイシやキクメイシ、ハナガササンゴなどになります。

水槽で飼育し易いサンゴ

サンゴとは非常に不思議な生き物で光を必要として共生藻により光合成をする好日性サンゴと光合成を行わずにポリプによる捕食のみで栄養を得ている陰日性サンゴがいると言うお話をしましたがどちらのサンゴが水槽内で飼育し易いかと言えば照明設備さえしっかり用意出来れば餌の必要性が低い好日性サンゴのほうが育て易いサンゴと言えます。

陰日性サンゴは頻繁に餌を与える必要があり、餌を多く与えるということは水質も低下しやすく、手間もかかります。

よって飼育に手間のかかる陰日性サンゴは上級者向けのサンゴですのでサンゴ飼育初心者の方は手間があまりかからず飼育し易い好日性サンゴを選び、その中でもソフトコーラルの中から丈夫な種を選ぶといいでしょう。

イソギンチャクとサンゴの違い

イソギンチャクサンゴの仲間にはイソギンチャクに似たものもおり、ビギナーの方にはその違いが一目ではわからないかもしれませんがイソギンチャクとサンゴの大きな違いの一つとしてイソギンチャクは自分の意思で動くことができることです。

サンゴは一度着生した場所から動くことは無く、サンゴの仲間にも例外としてクサビライシのように自力で移動できる種もいますが移動するだけで体を固定する事はできません。

イソギンチャクは移動しながら足盤を使って身体をライブロックなどに固定することができます。もう一つの違いはイソギンチャクには骨格が無く、サンゴには骨格があるという点です。

ハードコーラルについてははっきりと石灰質の骨格があり、ソフトコーラルの方は柔らかい体をしているので骨格があると言われてもピンとこないかもしれませんが実は立派な骨格をもっているのです。

ソフトコーラルの骨格はハードコーラルのように大きな骨格ではありませんが石灰質の細かい破片のようなものがあり、ソフトコーラルが死んでしまい肉の部分が腐って無くなると細かい骨格だけが残ります。

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