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海水魚のリムフォシスティス病

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リムフォシスティス病は白点病と違い、海水魚飼育をはじめられたばかりの方には聞きなれない病名だとおもいますがヤッコ類やクマノミ類がよく陥る病気でウィルスによる感染症の一種です。


海水魚を網などで救った際に体表に傷をつけてしまったり岩などに体をぶつけて傷ついてしまったときなどにそこからリムフォシスティスウィルスと呼ばれるウィルスが感染することが原因ですが他にもストレスや水質の悪化でも発病することがあるようです。

リムフォシスティス病はヒレや鰓などの先端に白い点が現れたり体表に無数に白い点が見られることが主な症状になります。白い点というと白点病とおもわれる方が多いようですが白点病との違いはこの白い点が移動せずに徐々に大きくなりカリフラワーのような状態になってしまうことです。ほかにも白くて丸いかさぶたのようなものがヒレなどに現れ悪化するとヒレが溶け出してしまうこともあります。

この症状が鰓の内部に感染したりすると呼吸困難となり海水魚は死んでしまいます。しかしこの病気は発生からの進行度が遅く発見後すぐに対処をおこなえば白点病ほど恐ろしい病気ではありません。よって早期発見と正しい治療法を身につけておくことが必要となります。

リムフォシスティス病の治療法

リムフォシスティス病は白点病ほど治療も難しくなくおおげさな薬品なども使わず淡水浴で治すことができます。方法としてはまず症状が見られる海水魚の大きさにあわせた水槽や容器を用意しカルキ抜きをした水道水を入れ、エアレーションと温度調整をおこないます。

準備した水槽に症状の見られる海水魚を入れ3~4分前後淡水浴をおこないます。このとき可能であればスレ傷に効く薬品を少々いれてあげるとさらに効果が見込めます。その後海水魚を取り出し症状の見られる患部に指のひらを当て丁寧にこし取る作業を行ってください。このとき海水魚を強く押したりせずに優しく扱ってください。

リムフォはトリコディナより付着力が強いので爪の部分などで丁寧にこし取るようにするといいででょう。この作業はあまり長い時間できませんので1分~2分程度で終わらせ早めに海水魚を治療用水槽に戻してあげるようにしてください。

その後3分程度淡水浴をおこなったらもとの水槽に戻してあげこの作業を2、3日繰り返すことにより大抵の海水魚は完治するとおもわれます。ただこの作業は非常に海水魚の体力を消耗しますので病状が悪化した餌も食べなくなってしまったような海水魚には行えない治療でありそのような状態にまでなってしまうと回復させることも難しいとおもわれます。

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