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生態の健康と水の循環の関係

   

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生態の健康と水の循環の関係

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サンゴ礁サンゴやイソギンチャクを育てる際に忘れられがちなものに水流や水の循環があります。さんご礁域の浅瀬では深い海を渡ってきた波が海底のせりあがった浅瀬に乗り上げて突然動きを制限されるため水の勢いは極めて強く、ときには激しすぎるくらいの水流を作り上げているものでこの水流をサンゴやイソギンチャクなどの無脊椎動物はうまく利用して生存しています。

このような環境下で育った無脊椎動物を水槽内で元気に飼育するためにはやはり育成環境を近づけてあげる必要があります。水槽内で生まれる水流にはうねりと乱流という2つのタイプがありうねりとは波があるかのようにサンゴやイソギンチャクに対して前後に動きを与え波の満ち引きを再現するもので、乱流とは不規則であらゆる方向に流れを作ることを指しイソギンチャクなどは不規則な流れに身をゆだねゆらゆらと揺れ動きます。

これらのうねりや乱流などの水流は生態にとっていろいろなメリットを生んでいるもので水質を酸性に傾ける傾向のある二酸化炭素などを拡散する効果がありpHを安定させ、逆に酸素を水中に溶かし込む効果があるため溶存酸素量を増やしているのです。

また水をしっかり循環させるため局地的に暖かい場所や冷たい場所ができることがなくデッドスポットと言われる水の淀みがなくなります。生物の排泄物や餌の食べ残しがすみやかに効率よく取除かれ水質が悪化しにくく、一方で海水に含まれる栄養素や新鮮な微量元素が生物に触れる機会が増すので生物の生長を助ける効果があります。

この効果は私たち人間が個室に閉じこもっていると空気が悪くなることを感じ換気によってリフレッシュ効果があることと同じで水槽内でもしっかり水を循環させることで常に新鮮な水や栄養を取り入れることができ、その結果サンゴやイソギンチャクなどの無脊椎動物にとどまらず水槽内の海水魚なども含めた全ての生体を健康に育てることができます。

このように生態の健康に不可欠といっても過言ではない水流を確保するにはろ過フィルターだけではどうしても単調な流れになってしまい不足気味です。マリンアクアリウムではこのような問題を解決するために循環用水中ポンプ、パワーヘッドなどが多用されておりこれらのポンプを使用し複雑かつ勢いのある水流を作り上げています。

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